インド洋が見たいという理由だけでスリランカにやってきました。
北緯5度から9度を占め、南北445km、東西225kmの赤道直下のこの島は、2500mほどの山を有する起伏に富んだ所です。「インド洋の真珠」とも呼ばれています。モンスーンの影響を受け複雑な気候を有しています。訪れたのは11月で、コロンボで激しいスコールに出逢いました。
さて、スリランカは香料に携わる者にとって大変近しい存在です。まずはスパイス。ここスリランカはまさにスパイスの宝庫。スパイスガーデンに足を運ぶと木などに実ったさまざまなスパイスにお目にかかれます。シナモン、カルダモン、メース、ナツメッグ、コリアンダー、クローブなどなど。
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ナツメッグ
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ナツメッグ
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バニラ
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カルダモン
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カカオ
さらに市場に出向けば、所狭しと飾られ売られています。
次に言わずと知れた紅茶。低地(600m以下)から中地、高地(1200~1800m)までの栽培地があり、それぞれ地域によってその紅茶の味わい・香りが違います。
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高地の茶畑
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茶摘み
スリランカのアーユルヴェーダは、南インド地方で生まれた伝承医学療法が紀元前3世紀に仏教とともに伝えられたものです。
歴史の香りに目を転ずれば、世界文化遺産が6か所もあり楽しみに事欠かない。聖地アヌラーダブラ、古代都市ポロンナルワ、古代都市シギリヤ、聖地キャンディ、ゴール市街地とその要塞群、ダンブッラの黄金寺院。
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ダンブッラの涅槃像
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シギリヤロック
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キャンディ・佛歯寺
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ゴール
インド洋は、ゴールからアフンガッラにかけて見ることが出来ました。波が荒い印象です。
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インド洋を望む