今月の香り アーカイブ

リコリス・スプレンゲリー

リコリスは、ヒガンバナ属で多年性の球根植物の総称で、ヒガンバナ(彼岸花)が有名。

英語のリコリスはスペインカンゾウのことで別の植物です。

花色は、赤、白、ピンク、オレンジ、黄色など多様で綺麗です。

全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイドを多く含みます。毒草ですので、絶対に口にしないでください。

リコリスの仲間であるヒガンバナ(彼岸花)は、古くから様々な形で用いられていた植物です。有毒性を利用し虫除けにされたりします。

やはり美しいものには毒があるのでしょうか。

リコリス

2020.10.01

ライブハウスの香り

建物にはそれぞれ生活の匂いが染まっていきます。子供の頃は友達の家の香りに驚いたものです。

緊急事態宣言、ソーシャルディスタンスなどを経て劇場やライブ会場は大きく形を変えてきていますが、

例えば部室やライブハウス、立飲み屋など、密で熱気あふれる場所の香りも懐かしくなり始めました。

写真はライブハウス Whisky a gogo。

whisky a gogo

2020.09.01

夜空に輝く大花火

夜空にぱあっと広がる大輪の花、次の瞬間にはどん!という破裂音。風に乗って火薬の匂いが漂い、周囲には人いきれの匂い、たこ焼きの香り、わたあめの香り・・花火大会はまさに日本の夏の香りのオンパレードです。

最近の花火は色がとてもきれいになりました。これはイチゴ、ブドウ、メロン、オレンジ?眺める私たちの頭の中にも香りが広がりそうです。

花火

2020.08.03

ハナトラノオ

ハナトラノオは「花虎の尾」と書き、花が「虎の尾」に似ている事に由来します。
実際、虎の尾に似ているかはともかく、四方に突き出すように花が咲き、色鮮やかな
姿で私たちを楽しませてくれます。
虎の尾は踏みたくありませんが、ハナトラノオなら大歓迎です。

ハナトラノオ

2020.07.01

ノコギリソウ

ノコギリソウは、別名羽衣草(ハゴロモソウ)と言われます。ギリシャ神話で有名な英雄アキレウスが槍の錆びを落としたところに生えてきたと言われていたり、トロイ戦争でノコギリソウから傷薬を調合したと言われていたりします。ハーブとしての薬効も古くから伝えられています。花言葉は「戦い」「勇敢」「忠実」でアキレウスに由来するようですが、見た目は愛らしい花です。コロナウイルスとの戦いに打ち勝てますように。

ノコギリソウ

2020.06.24

ジンジャーリリー

一般的には白い花が有名ですが、写真の様に色づいたものもあります。ジンジャーリリーの愛称で親しまれ、独特の美しい花を咲かせるため、観賞用として栽培されています。薬味でお馴染みの「ショウガ」はショウガ属で、科は同じですが別属の植物です。東南アジアで良く見られます。

ジンジャ―リリー

2019.12.02

ユズの芳香

柚子11月が収穫時期ですが、その時期に畑は芳香に包まれます。

良い香りがするのは果実からよりも葉からなんです。
葉をちぎって嗅ぐとそれはそれは芳醇な香りが強くします。
みなさん、知っていましたか?私は知りませんでした。

たしかに香料は植物の果実だけでなく、
花や根、樹脂から抽出するのが一般的なので、
そういえばそうだなーという感じです。
柑橘の花は良い香りがするものが多くあります。
柑橘の橘(タチバナ)は古来から日本にありますが、
その花の香りについて古今和歌集では、以下のように詠まれています。

「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」

五月になるのを待って咲く橘の花の香りをかぐと、
昔親しくしていた人の袖の香りがする
という意味の恋愛歌です。

1000年以上昔の人も現代の私たちと同じく、
香りで昔の恋人を偲び、センチメンタルになっていたのですね
人は今も昔も変わりませんね〜。

ゆずのある風景

2019.11.25

出汁の魅力

写真は丁寧に調理された昆布主体の出汁です。繊細で上品な香りに引き込まれ、優しい甘みと旨みが幾重にも続きます。この出汁をとろろご飯にたっぷりかけて味わうと、つくづく「ああ日本人に生まれてよかったなぁ」と思います。

出汁の香り

出汁のある食卓

2019.11.05

オルソシホン(ネコノヒゲ)

別名、猫のひげ(ネコノヒゲ)と呼ばれます。原産地はインド、マレーシア。ネコノヒゲとは良くネーミングしたもので、ピンと長く伸びたおしべとめしべが自慢です。カイゼル髭のようでもあります。

オルソシホン

2019.11.04

エリカ

花言葉は「孤独・寂しさ」。エリカはイギリスでは荒野に咲く花で、英名は「Herth」。荒涼としたヒースの丘が舞台の「嵐が丘」を想像させます。小さな花がびっしりと咲き可憐でにぎやかな印象です。

エリカ

2019.10.01