フレグランス|日本香料工業会 - Japan Flavor and Fragrance Materials Association -

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フレグランスFRAGRANCE

OBJECTIVEフレグランス

フレグランスとは、香水・コロンなどのことを指すと思っていらっしゃる方が多いと思います。それはそれで、狭義な意味で間違いではありません。しかし、香料業界ではもっと広い意味で使用しています。
フレグランスとは、業界の多くのコンセンサスが得られそうなものとしては、化粧品、トイレタリー製品、ハウスホールド製品、芳香剤に代表されるような芳香製品などに使用される香料ということができるでしょう。
現在の多くの香料会社がフレグランスという言葉を使用しています。このサイトでもフレグランスという言葉によって話を進めていきます。一部、香粧品香料という言葉が出てきますがフレグランスと置き換えて読み取ってください。

PERFUMERパヒューマー

フレグランスをつくる人を、調香師(パヒューマー)といいます。
パヒューマーに必要とされるのは、まずいろいろな香りを識別できる優れた嗅覚。これは訓練によって普通の人の何十倍もかぎ分けられるようになるといいます。また、香りを再現するためには記憶力も大切な要素です。そのため、パヒューマーになるための訓練は、何千種類もある香料原料の一つ一つを毎日かいで識別し、記憶することから始まります。
パヒューマーの訓練には決まったカリキュラムはありませんが、一般に修業期間は5~10年といわれています。
香りをつくる段階になると、すでにある香りのイメージを再現するだけでなく、オリジナリティに富んだ新しい香りをつくり出すことが必要となります。そのためパヒューマーは日ごろから美しい絵や音楽、芸術的なものに親しみ、感性を磨くことを心がけています。